くら寿司 2020年1月18日放送のジョブチューンで紹介された商品

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おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事では2020年1月18日放送のジョブチューンで紹介されたくら寿司の商品とその他くら寿司の新商品や期間限定商品数点の食レポを書いています。

 

2020年1月18日、TBS系列で放送されたジョブチューンという番組でくら寿司のお寿司が紹介されていました。
番組内では、一流寿司職人7名が、くら寿司の社員イチ押しネタTOP10のお寿司とこの冬一押しのネタ1品を、「値段に見合った本当においしい商品かどうか」ジャッジする企画をやっていました。

その後、くら寿司HPなどで「くら寿司で食べるべきお寿司!」というキャッチフレーズで、番組で紹介されていた計10品の寿司商品が挙げられていました。
せっかくなのでこの機に食べに行ってみることにしました。

寒ぶり 2貫200円
くら寿司の社員イチ押しネタ10位に該当した商品です。
鳴門の渦潮から近い海域で育った、徳島県産のぶりを使用しているそうです。
この海域では潮の流れが速いため、運動量が多くなり、身が引き締まったぶりになっているそうです。
1年出荷を延ばし、大きく育てることで、旨味が増し脂乗りも良くなった8㎏超えのぶりを厳選してお出ししているそうです。
また、店舗で切っているそうです。


感想
思ったより脂っぽくなかったです。
ぶりの風味や爽やかさがあっておいしかったです。
コリコリ感の少ないやわらかい食感でした。
ネタが大きめでシャリとのバランスが良く、満足感があります。

その後、100円で売られていたはまちも食べてみました。
気のせいかもしれませんが、こちらの方が若干脂っぽいか、あるいは風味が強い気がしました。
ネタの大きさは寒ぶりの方が大きく、満足感は寒ぶりの方が大きいと思います。

旨だれ牛カルビ 2貫100円
くら寿司の社員イチ押しネタ9位に該当した商品です。
アメリカ産牛カルビを使用し、たれの隠し味に肉が柔らかくなり、甘みが引き立つ効果のある「リンゴ果汁」を使用しているそうです。
たれは2度漬けしているそうです。


感想
牛丼の具や、焼き肉のたれ味のようなやみつきになりそうな甘辛味で、油分の感じられる牛カルビでした。
薄切りですがちゃんと肉感があり、柔らかく、ジューシーでした。
酸味もあり、しょっぱすぎないちょうどいい塩分に感じられました。おいしかったです。

あぶり北海ほたていくら添え 1貫200円
くら寿司の社員イチ押しネタ8位に該当した商品です。
肉厚で甘みが強いのが特徴の北海道産の大粒のほたてを使用し、その上に厳選した大粒のいくらを乗せているお寿司だそうです。
ほたては注文が入ってから、一つ一つ炙っているそうです。

ここでほたての甘味に関することを書いておきます。[1][2]
ほたてやエビの甘味は、食材に含まれるアミノ酸の一種「グリシン」によるものという説があり、個人的にこれが当たりの可能性が高いと思っています。
グリシンは砂糖(スクロース)の甘味の強さを1.0とした時に0.7~0.9の強さの甘味を持つアミノ酸(タンパク質を構成する最小単位の成分)で、ゼラチンやエラスチンなどの動物性タンパク質に多く含まれるそうです。
グリシンは水に溶けやすく、匂いがほとんど無くて甘味があり、ホタテやエビ、カニなどの他、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類に多く含まれているそうです。
グリシンはグルタミン酸ナトリウムなどのうま味の呈味物質との相乗効果があり、細菌の増殖を抑制して食品を守る静菌作用があり、還元糖と反応して褐色物質を形成したりする性質があり、甘味とうま味を出す調味料、静菌材、着色料や香料などとして食品添加物としても使われているアミノ酸です。
ホタテ貝の貝柱100gにはグリシンが2000 mg含まれているそうです。

今回は職人さんの意見を参考に改良した「あぶり北海ほたて」も一緒に食べ比べてみることにしました。


感想
炙りほたての甘味、風味、香ばしさにいくらの甘味や風味が加わっておいしかったです。
ほたての肉厚感、適度な歯ごたえも満足感がありました。


職人さんの意見を参考に改良した「あぶり北海ほたて」は、いくらが乗っていませんが、いくら添えに比べてほたての甘味、風味、香ばしさがより強く感じられました。
醤油わさびもこちらの方が合っていたように思いました。
完全に個人的な好みによるものですが、私はいくらが乗っていないこちらの方が好きです…

えんがわ 2貫100円
くら寿司の社員イチ押しネタ7位に該当した商品です。
えんがわはカレイやヒラメの、ひれを動かすための筋肉であるらしく、くら寿司では背びれの付け根部分をえんがわとして使うそうです。[3]
また、えんがわはくら寿司で販売数トップ10に入る人気商品でもあるそうです。


感想
脂がのっていて特有の風味もあるおいしいえんがわでした。脂っぽさがわさびの辛味とよく合っていました。
歯ごたえはないわけではないですが、やわらかめの食感でした。
シソを挟むか挟まないかを選択できるともっと嬉しいです。

あぶりチーズサーモン 2貫100円
くら寿司の社員イチ押しネタ6位に該当した商品です。
サーモンはノルウェー産やチリ産など、脂ののったサーモンを厳選して使用しているそうです。
特製マヨネーズソースは、ゴーダ、チェダー、マスカルポーネ、カマンベールの4種類のチーズ入りで、「あぶれるくん」という自動炙り機を開発し、炙っているそうです。


感想
特製マヨネーズソースを使っているとのことですが、ソースはチーズの味が濃かったです。マヨネーズの味もしますし、チーズだけではないのは分かるのですが、チーズ味がとても目立っていたように思います。
しかしながら、濃いチーズ味とサーモンの風味が合っていました。
チーズとサーモンのうま味や香ばしさ、油分もいい感じでした。
とろとろチーズと炙ったサーモンの弾力の食感の組み合わせも好印象です。
わさびを乗せて食べるとさらにおいしかったです。

えびマヨ 2貫100円
くら寿司の社員イチ押しネタ4位に該当した商品です。
販売開始から20年もたつロングセラー商品だそうです。


感想
エビの生臭さはほとんど感じられず、弱めですがエビの風味と油分と酸味のあるマヨネーズとさっぱりしたキュウリの味が見事に調和しているように思いました。
甘ダレをかけるのが、ファンの間では有名な食べ方だそうなので、1貫に甘ダレをかけて食べてみました。


甘ダレをつけて食べるとてりやきマックバーガーのようなてりやき味に近い味に感じられて、こちらもおいしかったです。
洋風なジャンクフード感の強いお寿司という印象です。
エビのぷりぷり食感はないわけではないと思いました。

大とろ 1貫200円
くら寿司の社員イチ押しネタ3位に該当した商品です。
旬の時期に合わせて日本近海、地中海、シドニーなどから買い付けし、店内で提供直前に1枚ずつ、人の手で包丁で切りつけしているそうです。


感想
脂っぽく、やわらかく、口の中でとろける食感に大満足でした。
マグロの風味とこってり感がすばらしかったです。醤油わさびがよく合っていました。

極み熟成まぐろ 2貫100円
くら寿司の社員イチ押しネタ1位に該当した商品です。
看板メニューです。
前回のジョブチューンのジャッジ企画で酷評されたのを受けて、東京大学大学院とマグロの熟成度合いを共同研究されたそうです。
そして、熟成時間を36時間から、48時間に変更してお作りになったそうです。
テレビの企画の影響でこういう風に商品を改良することは珍しいことだと思いました。
今回のジャッジ企画でくら寿司は見事にリベンジを果たし、テレビ番組を通してまぐろの宣伝効果をうまく得られたのだと思います。


感想
個人的に、大トロやぶりなど脂っぽいネタのお寿司が好きなのですが、このまぐろは大とろのような脂が多いネタではありませんが食べた後に満足感がありました。
うま味に加えて食材からの甘味も感じられ、さらにまぐろのうま味によって醤油わさびの塩味と辛さがおいしく引き立っているようにも思えました。
香りはそこまで強い気はしませんでした。
寿司としての味のバランスが個人的な理想に近く、好みに合っていました。
食感は筋が気にならない感じの、やわらかくとろけるような食感です。
パサパサせず、しっとりねっとりしていて、さらに適温で提供され、好印象です。

この他、特撰金華さば1貫100円と、活〆あなご1貫200円も「くら寿司で食べるべきお寿司!」として挙げられていましたが、個人の都合により割愛させていただきました。

これより先は新商品や期間限定商品数点の食レポを書いていきます。

金目鯛三種盛り 3貫200円 1/24~30日 期間限定
回転寿司のすばらしさを日本のみならず海外にも更に広める改革として、くら寿司は2020年1月22日、国内有数の観光地である浅草にある商業施設「浅草ROX」4階に、グローバル旗艦店を開店し、「金目鯛三種盛り」はそのオープン記念フェアのキャンペーン商品となっているそうです。(グローバル旗艦店以外の店舗でも食べられます)


感想
金目鯛軍艦
少し甘めの醤油味に味付けされた金目鯛のフレークのようなネタが海苔と酢飯に合っていました。金目鯛はしぐれ煮のような感じもする味でした。

金目鯛湯引き
上の薬味とわさびの爽やかさや辛みに鯛の風味が合っていました。
食感は鯛しゃぶや鯛鍋の時の金目鯛を想像するぷりぷり食感でおいしかったです。
醤油ではなくゆずポン酢でもおいしそうです。

あぶり金目鯛
金目鯛の風味や香ばしさと醤油わさびがよく合っていました。
炙った食感の中に、少し生の食感が組み合わさり好印象でした。

この一皿はコスパがいい印象です。おいしかったです。

大盛り貝柱 2貫100円
貝柱がたくさんのっていてうれしくなります。


感想
貝柱の甘味、風味とシソの風味、醤油わさびがぴったり合っていました。
生の貝柱の生臭さが苦手でもシソと一緒に食べると苦にならないです。さらにクセの強いシソも食べやすくなります。
貝柱の少し歯ごたえのある食感も、全体的な味といい感じにマッチしていておいしかったです。

紅鮭いくら握り 2貫100円
見慣れたいくらより小粒のいくらです。目新しくて新鮮な気持ちになります。


感想
味や風味はちゃんといくらの味で、甘味と独特な風味、とろっとした食感があり酢飯と合っていておいしかったです。
しかし、見た目的な問題があるかもしれませんが、個人的にシソはない方が嬉しかったです…

ローストビーフ 石澤ドレッシング 2貫100円
「石澤ドレッシング」は、しょうゆで食べるだけに留まらない、新しいお寿司の楽しみ方を提案するために開発された、化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料を一切使用しない4大添加物無添加のお寿司専用ソースだそうです。[4]
魚介だしを中心に、合わせ酢やしょうゆをはじめとした調味料をブレンドし、ネタの旨みを引き立たせつつ、さっぱりとした後味を実現しているそうです。
石澤ドレッシングを開発した石澤 謙一さんは和食料理屋で10年勤務し、2012年、13年には、同関西の店舗における総料理長を歴任され、2013年に(株)くらコーポレーションに入社した方で、入社以来、ソースの専任担当として、「熟成まぐろ丼」「特製玉子だれで食べる 海鮮丼」「まぐろユッケ手巻き」などの商品開発を主導し、くら寿司のハンバーガー「くらバーガー」の開発も手掛けていたそうです。


感想
肉感、脂っぽさのあるローストビーフに、さっぱりしたシャキシャキ玉ねぎ、酸味のある石澤ドレッシング、薬味の爽やかさや辛みがとても合っています。
スーパーでは高級なローストビーフが気軽に、おいしく食べられる一皿でした。

今回の食レポはここまでです。
くら寿司のお寿司は、個人的な感覚ですが適温で提供されることが多く、筋の部分が少ないやわらかい食感のお寿司が多いと感じました。

最後にくら寿司のことを少し書きます。[5]
くら寿司は現在、国内外で495店を運営し、売上高は約1300億円(2019年10月末時点)であるそうです。
くら寿司は2020年1月21日に行われたグローバル戦略説明会で、2030年中に店舗数1000店、売上高3000億円を目指す計画を発表したそうです。
また、2020年1月22日にオープンした浅草のグローバル旗艦店は業界初の「ジャパンカルチャー発信型」店舗になるそうです。

これからもくら寿司でおいしいお寿司が食べられることを期待しています!

出展
[1] https://sci-report.hatenablog.com/entry/2019/02/06/001424  2020/01/25閲覧
[2] http://nyain.com/archives/3404  2020/01/25閲覧
[3] https://ja.wikipedia.org/wiki/えんがわ  2020/01/25閲覧
[4] http://www.kura-corpo.co.jp/fair/store_dressing.html  2020/01/25閲覧
[5] https://www.excite.co.jp/news/article/Reuters_newsml_KBN1ZK0CO/  2020/01/25閲覧

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