株式会社ハタダ どら一(どらいち) 塩バター
内容量 3個
栄養成分表示 1個標準73g当たり
エネルギー233kcal たんぱく質3.7g 脂質7.9g 炭水化物36.9g 食塩相当量0.2g

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おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事では株式会社ハタダ どら一(どらいち) 塩バターについての情報、雑学やレビューを書いています。

・株式会社ハタダ どら一 塩バターの商品概要[1]
どら一 塩バターは、伯方の塩を隠し味に加えたバタークリームと、時間をかけてじっくり炊き上げた粒あんを、しっとりどら焼き生地で挟んだお菓子だそうです。

また、「どら一」は、毎年10月1日に販売開始し、翌年5月15日から販売休止する、という販売方法をとっているそうです。
どら一は「生地と餡、クリーム」が多くの人々に褒められている商品だそうですが、「生地と餡、クリーム」の絶妙なおいしさや食感のバランスを初夏から秋にかけての高温では再現することができないのだそうです。
こうした理由で初夏から秋にかけては販売を休止し、毎年10月1日に販売開始するという販売方法をとっているのだそうです。

毎月1日と11日は「どら一応援デー」となっており、ハタダ直売店やオンラインショップで商品を購入するとどら一を一つプレゼントしていただけるそうです。

・バタークリームとは[2]
「バタークリーム」とは、 “バターで作られたクリーム” のことだそうです。

・バタークリームの種類[2][3][4][5]
バタークリームは基本的にバターに卵、砂糖を使って作られるそうですが、使う材料によって以下の3種類のタイプに分けられるそうです。

イタリアンメレンゲタイプ
パータボンブタイプ
アングレーズタイプ

イタリアンメレンゲタイプ
「イタリアンメレンゲ」とバターを合わせて作るバタークリームだそうです。
もっとも形が崩れにくいとされ、常温のままでもダレにくく、口当たりが軽く、どんな食材にも合わせやすいのが特徴だそうです。
卵黄を使わないため色合いが薄く、見た目の面でアレンジしやすくもあるそうです。
ラズベリーやカシスなどのフルーツ風味、抹茶風味などのお菓子によく使用されているようです。

イタリアンメレンゲとは軽く泡立てた卵白を、約118℃に煮詰めた熱いシロップを垂らしながら泡立て続け、シロップの熱で卵白の一部を熱凝固させて泡立てたものだそうです。

パータボンブタイプ
「パータボンブ」をバターと合わせたバタークリームだそうです。
3種類のタイプの中でもっとも材料中のバターの割合が高く、バターの風味を強く感じられるバタークリームだそうです。
また、全卵中の卵白を除き卵黄のみを使用しており、濃厚な味わいとツヤ感も特徴的だそうです。
チョコレートやコーヒー味のお菓子と合わせることが多いそうです。

ボンブには「爆弾」という意味があり、アイスクリームやソルべ、ムースなどを詰める円錐台形または球形をした型をボンブ型と呼ぶそうです。
「パータボンブ」とはこのボンブ型に詰めるものを示すことになるそうです。
パータボンブは卵黄と砂糖、水を加熱して作るのだそうです。
卵黄・細目グラニュー糖・水をボウルで混ぜ合わせ、湯せんにかけ、とろみが出るまでホイッパーで混ぜて80℃になったのを確認してから1分間以上加熱して火から外し、白っぽくなるまで泡立てたらパータボンブが出来上がります。
外見は薄黄色のクリームのような感じです。

アングレーズタイプ
「アングレーズソース」をバターと合わせたバタークリームだそうです。
3種類の中でもっとも口溶けがよく、味わいのバランスが整ったバタークリームなのだそうです。
また、他の2つと比べて水分量が多く、デコレーションにはあまり向いていないそうです。
ロールケーキの中に巻き込んだり、ダックワーズやマカロンなどに挟んで使うのにおすすめだそうです。
また、アングレーズタイプのバタークリームは、バタークリームたっぷりのお菓子に使用されていることが多いそうです。

アングレーズソースとは、主にお菓子作りで使うカスタード風味のソースの一種だそうです。フランス語で「イギリス風のクリーム」という意味で、フランスでは「クレーム・アングレーズ」と呼ばれているそうです。
カスタードクリームと材料や製法はほぼ等しいですが、アングレーズソースは小麦粉を入れないためとろみが少ないそうです。
フランス料理のデザートで使われることが多く、アイスクリームやプリン、焼菓子のほか、果物などにも添えられているそうです。

アングレーズソースは卵黄と砂糖、バニラビーンズ、沸騰した牛乳を加えて混ぜ、耐熱ゴムベラで混ぜながら加熱し、とろりとしてきたら火から下ろし、ボウルにこして、氷水にあてて冷やして出来上がりです。

・バタークリームの昭和と現在[1][6][7]
どら一の商品紹介ページに「昭和後半に子供時代を過ごした方なら、ホイップクリーム入りのあんぱんのおいしさを鮮烈にご記憶されているのではないでしょうか。」、「大人には懐かしい、お子様には新しいおいしさとして」といった表現がなされています。
この表現からはバタークリームの一般のイメージや扱われ方、出回り方が昭和と現在では違うことが何となく感じられました。
そこで、昭和と現在のバタークリームについて調べてみました。

終戦からようやく徐々に世の中が落ち着き、乳製品や砂糖の価格統制が解かれた1950年(昭和25年)ごろから、日本ではクリスマスにケーキを食べる習慣が広まったといわれています。
そんな中、大手チェーンの不二家は1952年、クリスマスセールを開始し、洋菓子店の軒先などでサンタクロース姿の店員がバタークリームを使ったケーキ(バターケーキ)を売ったそうです。
その当時は、ケーキには常温でも日持ちするバタークリームを使うことが一般的であったようです。
カステラ地のスポンジ生地に、無塩バターに砂糖や卵を加えて練ったバタークリームが塗られ、ピンクやグリーンの食紅で色付けされたバタークリームのバラの花や、銀の小さな玉のアラザン(銀色の粒状で、甘みがある製菓材料の一種)などが飾られている、そんな「バターケーキ」が1950年ごろには一般的なケーキであったそうです。

ところが、1960年代に入ると冷蔵庫が一気に消費者の間に普及したことで、これまでは保存的にも難しかった主に生クリームを使ったケーキ(生クリームケーキ)も普及し、クリスマス商戦でもシェアを占めるようになったそうです。
さらにその頃からバターケーキは出回らなくなり衰退していき、生クリームケーキが台頭したそうです。
こうして現在は、ケーキといえば生クリームケーキが一般的となっているようです。

これには冷蔵庫の普及に加え、消費者の嗜好(好み)、バター不足(バターの生産が不足している状態)とバターの価格高騰、ソフトクリームブームなどが関係するのではないかといわれています。

ちなみに、戦前、戦後あたりの日本ではバターの価格高騰を受け、バターの代用品として「人造バター」(後にマーガリンと呼ばれます)が大いに流通していたそうです。
バターが入手しにくいこの時代のバターケーキはショートニング(植物油を原料としたクリーム状の製菓・調理用油脂で、無味無臭で安価であるそうです。)を使ったものも多く出回っていたそうです。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)
塩スイーツも、クリームが挟まっているどら焼きも大好きなので、食べるのが楽しみです。


お茶と一緒にいただきます…


バターの風味とこってり感と塩味がふわふわ生地とさっぱりなあんこにベストマッチです。これはおいしい!
バターのクリーミーな食感がどら焼き皮のふわふわしっとり生地と合っていて、さらにあんこの甘さを引き立てているように思います。生クリームとは違った食感、温度、魅力を感じます。
また、全体的にしっとりしている食感で食べやすいです。
さっぱりしすぎている和菓子よりバターの香りやこってり感が加わったこういう和洋折衷菓子の方が個人的に好きです。
甘味と塩味のバランスがよく、甘すぎないスイーツだと思います。
甘味が強いお菓子の方が苦いお茶やコーヒーに合うとは思いますが、こちらも合わないわけではないです。


おやつにぴったりです。
おいしかったです。

出展
[1] https://www.hatada.co.jp/products/doraichi.html  2020/1/27閲覧
[2] https://macaro-ni.jp/36389  2020/1/27閲覧
[3] https://www.cotta.jp/special/article/?p=9164  2020/1/27閲覧
[4]http://www.grand-patissier.info/MakotoKato/base/00000004/index.html  2020/1/27閲覧
[5]http://www.hotelokura.co.jp.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/tokyo/restaurant/pastry/article05.html  2020/1/27閲覧
[6] https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1512/22/news039.html  2020/1/27閲覧
[7] https://mag.japaaan.com/archives/46089  2020/1/27閲覧

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