森乳業 WATABOKU チョコレートラッテ
価格 コンビニで税込149円
内容量 500ml
カロリー コップ一杯(200ml)あたり
134kcal
(食塩相当量 約0.16g)
賞味期限 買った日から14日後まで

スポンサーリンク

おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事では森乳業 WATABOKU チョコレートラッテについての情報、雑学やレビューを書いています。

数日前、コンビニで家族にWATABOKU チョコレートラッテを買ってきてもらいました。
以前コンビニで見かけてから気になっていた商品です。
チョコレートラッテと書いてあるのでミルクチョコレートのような甘さや風味を期待しています(^^)

・生乳とは[1][2][3]

この商品には生乳(せいにゅう)が30%使われているのだそうです。
生乳って何でしょう?
牛乳とどう違うのでしょうか?

これは諸説あるみたいですが、
生乳は牛やヤギなどの動物の乳のうち、搾乳してから何も処理されていないもの。あるいはゴミやほこりなどの不純物を取り除いただけのものをいうそうです。

というのも、多くの牛乳は搾乳してから
1 ゴミやホコリを取り除く
2 ホモジナイズ(乳内の脂肪球を細かくして均質化する作業)をする
3 殺菌する
4 容器に詰める
という過程を経て牛乳となり商品化されます。(他に細かい工程がある場合もあります)

生乳はこういった処理をしないままのお乳、あるいは1の不純物処理だけ行ったお乳を指すことが多いのです。

また、牛乳は法律で「直接飲用に供する目的またはこれを原料とした食品の製造若しくは加工の用に供する目的で販売(略)する牛の乳」という風に定義されています。

ごみを取り除いた時点で殺菌しないで直接飲む用の牛乳もあるのですが多くの牛乳は殺菌された状態のものです。

・生乳を使う理由[4][5]

ではこのWATABOKUチョコレートラッテに生乳が使われており、それを目立つようにパッケージにアピールしているのは何ででしょう?
個人的に商品に「生乳使用」というように書いてあると、何となく新鮮で濃厚な牛乳をイメージし、その商品がおいしそうに見えてきます。

先程述べたように、生乳はいくつかの処理が行われていない状態のお乳です。
このいくつかの処理と食味の変化について調べてみます。
今回は不純物が取り除かれている生乳を想定して書いています。

まずホモジナイズですが、この処理で乳内の脂肪が小さくなります。
これにより脂肪が分離するのを防ぐことができますが脂肪分の香りやコクなど味が変化します。

次に殺菌についてです。
生乳の殺菌は加熱によるものが主流であるそうです。
加熱すると乳本来の風味が少なくとも変わります。
加えて、生乳使用と書いてある商品は全く殺菌されていない状態で商品になっているわけではなく、商品になるまでのどこかの工程で加熱殺菌されてはいます。

最後に容器に詰める処理についてです。生乳加工場までの梱包方法によっては臭い移りで風味が変わってしまうかもしれません。

参考までに、生乳は酪農家のもとから10度以下に冷却されたままタンクローリーで加工場まで運ばれます。
そしてタンクローリーからパイプを通して貯乳タンクに送られます。
また、森乳業さんは生乳を殺菌処理した牛乳を、それを原材料とする飲料や氷菓メーカーに販売する事業を行っているそうです。その際には品質管理されたタンクローリーを使って運んでいるようです。
このように生乳ではなく牛乳を使っている乳飲料の牛乳も、私たちが普段手にする紙パック詰めされた牛乳を使っているとは限りません。
また、食品の香りは感じ方にすごく影響し、食品メーカーは商品に嫌な臭いがつかないように気をつけていると思うので、この「牛乳の容器の臭い移り」はあまり気にならない部分なのかもしれません。

牛乳と比較しての生乳の特徴と食味について一通り見てきました。
森乳業さんのHP内に記載されている、今回のチョコレートラッテのようなチルド製品の製造工程を見てみると、生乳以外の材料を加えた後でホモジナイズ、加熱殺菌をしています。[6]
今回のチョコレートラッテのような乳飲料を作る際に、既にホモジナイズ、加熱済みの牛乳を入れるのと生乳を材料と一緒に後からホモジナイズ、加熱殺菌するのとでは、乳がホモジナイズや加熱殺菌されてから消費者が飲むまでの時間の長さが異なります。

今回のチョコレートラッテのパッケージには「しっかりとした生乳のコクが味わえます」と書いてあります。
理由は特定できませんが何となく、牛乳を入れるより生乳を入れたチョコレートラッテの方が生乳のコクを強く感じることができるのではないかと思います。

まとめるとこのチョコレートラッテで何で生乳を使用していることを目立つようにアピールしているかというと、消費者においしそうな印象を商品に持たせるため。
何で生乳を使用したのかというと生乳のコクを強めに出したかったから。
だと思います。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)

WATABOKUの特徴的なマークが良い意味で目立ちます。


まずカップに注いでみます。


ミルクココアみたいな色をしています。いただきます…


期待通りのミルクチョコのような充分な甘さや少しの渋味や苦味に加え、とろっとした口溶けもありおいしいです(o^^o)
ミルクココアのようではありますが、カカオの苦味や渋みというよりは、ミルクチョコのように甘さやミルク感が際立つ感じがします。
なんだか好きな味でおいしいです(^^)

出展
[1]https://richlife100.com/4137.html 2019/1/30閲覧
[2]https://richlife100.com/6229.html 2019/1/30閲覧
[3]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/生乳 2019/1/30閲覧
[4]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/牛乳 2019/1/30閲覧
[5]http://www.j-milk.jp/findnew/chapter2/0201.html 2019/1/30閲覧
[6]http://www.morimilk.co.jp/company/factory.html 2019/1/30閲覧

スポンサーリンク

次の投稿

セブンイレブン ウィーン発祥ザッハトルテ

月 2月 4 , 2019
セブンイレブン ウィーン発祥ザッハトルテ 価格 税 […]