希望小売価格 210円(税抜)
内容量107g(めん80g)
1食(107g)あたり517kcal (めんとかやく433kcal、スープ84kcal)食塩相当量5.7g(めんとかやく2.3g、スープ3.4g)
アレルギー情報 小麦、卵、ごま、大豆、鶏肉、豚肉、ゼラチン
賞味期限 買った日から約5カ月後まで

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おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事では東洋水産マルちゃん 本気盛(マジモリ) 背脂豚骨についての情報、雑学やレビューを書いています。

今日のお昼に家族とコンビニでカップ麺を買いました。マルちゃん 本気盛(マジモリ) 背脂豚骨という商品です。
おいしそうな背脂の写真が印象的でネットで目にした時から狙っていました。入手できて嬉しいです!

・マルちゃん 本気盛(マジモリ) 背脂豚骨の商品概要[1]
かための極細麺にポークベースの香辛料や背脂を効かせたコクのあるスープが特徴のがっつり系背脂豚骨ラーメンであるそうです。
東洋水産のマルちゃん商品個別ページでは、その商品の主原材料の原産国と最終加工地が記載されています。マクドナルドのHPを思い出します。
そしてこんなところに会社の消費者への気配りのようなものを感じます。
それによると今回の見どころである、背脂(加工品)は国産なのだそうです。

・背脂とは[2]
背脂とは豚の背中の部分の脂肪のことをいうそうです。オレイン酸、リノール酸などを含みスープに溶けやすいです。
それでは背脂は豚脂、ラードとはどう違うのでしょう?
豚脂は調理に用いられる豚の脂肪全般を指します。
ラードとは豚の脂肪組織を精製した食用油脂を指します。常温で白色のクリーム状の物体であり、融点は摂氏27〜40度です。

・背脂に含まれる脂肪酸[3]
weblio辞書によると背脂にはオレイン酸やリノール酸が含まれるそうです。
豚脂の脂肪酸組成が記載されている石鹸百科というサイトによると、豚脂にはパルミチン酸、ステアリン酸という成分も多く含まれているようです。
背脂は豚の背中の脂を指しますが、豚脂の一部ではあると思うので背脂にもパルミチン酸やステアリン酸は含まれていると思います。

・背脂に含まれている可能性のある脂肪酸の違い[4]
オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸という言葉が出てきましたが、これらは全て脂肪酸です。

脂肪酸は主に炭素数や不飽和結合の有無によって分類されます。
そうして分類された脂肪酸に、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸というものがあります。

飽和脂肪酸は肉、牛乳、バター、卵黄、チョコレート、ココアバター、ココナッツ、パーム油などに多いそうです。2016年のWHO(世界保健機関)のシステマティック・レビュー(質の高い研究データの分析を行うこと)では、飽和脂肪酸の多量の摂取は心血管疾患リスクを高めるとしています。不飽和脂肪酸に比べて融点は高く酸化されにくいです。[5]

不飽和脂肪酸は飽和脂肪酸に比べて融点が低く、植物油や魚類に多く含まれています。
不飽和脂肪酸は大きく一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれ、後者はヒトにとっての必須脂肪酸となり、さらにω−6脂肪酸、ω−3脂肪酸に分かれます。
必須脂肪酸は体内で他の脂肪酸から合成できないために摂取する必要がある脂肪酸です。[6]

最後に背脂に含まれている可能性のある個々の脂肪酸についてです。[7]
パルチミン酸は飽和脂肪酸の一種。融点は63℃で、常温では白色の個体です。体内でコレステロールを上昇させるといわれています。[8]

ステアリン酸は動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸です。融点は69.9℃、外観は白色個体です。体内でのコレステロールの変化作用は中立的だといわれています。[9]

オレイン酸は動物性脂肪や植物油に多く含まれている不飽和脂肪酸で、融点は16.3℃。浅黄色から黄褐色の液体でラードのような匂いをしています。構造上、他の不飽和脂肪酸より酸化されにくいという特徴があります。
皮膚刺激性が少なく、美容クリームやローションなどの原料に多く用いられています。
ヒトを含めた動物の体内では、余剰の糖質やタンパク質などが存在すると飽和脂肪酸が作られます。そしてその飽和脂肪酸は酵素によりオレイン酸に変わります。飽和脂肪酸より融点が低いオレイン酸に変換されることで、体温環境下で脂肪酸を液体に保ち、流動性を増加させます。[10]
体内では悪玉コレステロールを増やさず、善玉コレステロールを減らさないという働きがあるそうです。
(悪玉コレステロールを減らすという説もあります。)

リノール酸は不飽和脂肪酸でω−6脂肪酸の必須脂肪酸です。植物または微生物中ではオレイン酸が変化してリノール酸になります。
リノール酸などω−6脂肪酸の欠乏により髪のパサつきや抜け毛、傷の治癒の遅れが見られます。また、血中コレステロール値や中性脂肪値を一時的に低下させる作用を持ちます。
リノール酸の過剰摂取は、アレルギーを悪化させたり大腸癌などのリスクを高めるとされています。[11]

ここまで背脂に含まれている可能性のある脂肪酸について調べてみました。個人的な感想は、食べ物で健康に良いと言われているものでも取りすぎると害が及ぶ場合がある、というものに至りました。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)
小袋がなくそのままお湯を入れるタイプのカップラーメンです。お湯を入れて2分我慢します。

2分経ちました!混ぜます…


分かりにくいかもしれませんが、写真でうっすら見える白いドロドロした印象の物体が背脂です。
まず麺からいただきます…

麺は固めと書いてありますが、思った以上に柔らかく、他のカップ麺と同じような固さ…つまり普通です。とはいえ柔らかすぎず食べ応えがあります。風味豊かな豚骨スープが絡んでおいしいです。
次にスープを飲んでみます。


クセのある臭みというものは感じられません。塩加減もちょうどよく、後引くうまさの食べやすいこってり豚骨味です。
また、スープだけで飲むと麺を啜った時よりも強く背脂の存在を感じることができます。
背脂はほんのちょっと歯応えを感じられるのですが、その時の肉の旨味とトロトロした口あたりがとてもおいしいです。店のラーメンで浮いてる背脂に相当近いんじゃないかなと思います!
豚骨の独特な味に背脂のこってり感も加わって、深み、とろみのあるクリーミーなマイルド豚骨スープです!
味付き挽肉やごま、ねぎも豚骨スープと相性バッチリです!
マルちゃん 本気盛 背脂豚骨、おいしかったです(^ ^)

出展
[1]https://www.maruchan.co.jp/sp/index.html
[2]https://www.weblio.jp/content/背脂
[3]https://www.live-science.com/honkan/soap/soapchemistry03.html
[4]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/脂肪酸
[5]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/飽和脂肪酸
[6]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/不飽和脂肪酸
[7]http://www.oil.or.jp/kiso/eiyou/eiyou02_03.html
[8]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/パルミチン酸
[9]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ステアリン酸
[10]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/オレイン酸
[11]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/リノール酸

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