スシロー 2019年12月4日からの新メニュー

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先日、スシローで2019年12月4日からの新メニューとその他色々なメニューを食べてきたので、食べた感想を書いています。

現在スシローでは

・歳末100円まつり 第一弾 12/4(水)~12/15(日)
・名店のうまい!を、スシローに。 匠の一皿 第五弾 12/4(水)~

などのキャンペーン、フェアが開催されており、この記事ではその中のいくつかと、他多数のメニューの食レポを、「匠の一皿」についての記事を少し挟み、その後に書いています。

・スシローの「匠の一皿」とは[1]
2019年12月現在、スシローでは「匠の一皿」というキャッチフレーズがついているメニューが販売されています。
これはどのようなメニューなのでしょうか?

回転寿司大手「スシロー」を運営するあきんどスシローは、名店の料理人とともに新メニューを開発する「匠の一皿プロジェクト」の概要を発表し、7月18日に記者発表会を開いたそうです。
記者発表会では、スシローの幹部の方がその舞台裏を披露したそうです。

「匠の一皿プロジェクト」は味にお墨付きをもらう『監修』や、メーカーの既存商品を使用した『コラボ』とは違う位置付けであり、初期の商品開発の段階から有名料理人にしっかり関わってもらい、新メニューを開発し、それをお客に提供するというプロジェクトだそうです。
匠の一皿というキャッチフレーズがついているメニューは、このプロジェクトで開発されたメニューなのですね。
めざすのは「回転すしの常識を変える新しい定番となる一皿」だそうです。

スシローグローバルホールディングスの堀江陽商品本部長(現在は取締役常務執行役員)は、プロジェクト期間では、常に匠の一皿の商品が3~4個提供できるようにしたいと語ったそうです。

・匠の一皿プロジェクトに参加する料理人[1]
匠の一皿プロジェクトに参加する料理人は、中華料理店「中国菜エスサワダ」(大阪市)オーナーシェフの澤田州平氏、居酒屋料理を提供する「ブランカ」(京都市)の吉岡哲生氏、「神戸北野ホテル」(神戸市)総料理長でフレンチが専門の山口浩氏、和食料理店「賛否両論」(東京都渋谷区)店主の笠原将弘氏の4人だそうです。

澤田州平氏は、本場の味を学ぶため香港の名店で修行した経験を持つそうです。
伝統の技をベースにしながら、“枠にとらわれない中華”で話題になっている方だそうです。

吉岡哲生氏は、アジア各国を旅した経験を活かし、“ジャンルを問わないメニュー”を開発できる方だそうです。
スパイスや香草の使い方が巧みで、国内外にファンがいらっしゃるそうです。

山口浩氏は、21世紀の扉を開くと絶賛されたフランスの名店「ラ・コート・ドール(現「ルレ・ベルナール・ロワゾー」)」に勤めた経験があり、そこの総料理長ベルナール・ロワゾー氏から、“世界一”と謳われるロワゾー氏の朝食メニューを提供することを許された方です。
現在は神戸北野ホテルの総支配人・総料理長をお務めで、卓越した技による、五感に語りかけるような料理を作ることができる方だそうです。

笠原将弘氏は“独創的かつリーズナブルな和食”で、予約の取れない人気店「賛否両論」を経営しているそうです。
賛否両論という店名は「万人受けは狙わない」という想いから来ているそうです。

・なぜ匠の一皿プロジェクトを立ち上げたのか[1]
スシローがなぜ匠の一皿プロジェクトを立ち上げたのかについて、同記者発表会で発表されたことを書いていきます。

「なぜ匠の一皿プロジェクトを立ち上げたのか」、この問いに対して堀江陽商品本部長は「寿司以外の領域からエッセンスをもらうため」と説明したそうです。

「エッセンス」という言葉は
1 本質的なもの。最も大切な要素。精髄。
2 植物から抽出した香気の高い精油。アルコールに溶かしたもの。化学合成もされる。食品の香り付けに使用。香油。
という意味があるそうです。

そして、このプロジェクトが始まるきっかけとなった出来事を書きます。

スシローはこれまで「世界の海からいいネタ100円プロジェクト」など、商品開発強化を目的とした数々の施策を行ってきた中で、商品開発力をさらに磨くためにはこれまでと違う視点が必要だと考えるようになったそうです。

そこで堀江商品本部長は会社の近くにある「中国菜エスサワダ」を訪問したところ、紹興酒に漬けた赤エビに衝撃を受けたそうです。
そこでこのようなメニューを自社のメニューに加えようと考え、部下に味を再現するよう指示したそうです。
しかし、何度取り組んでもうまくいかなかったそうです。
また、鶏肉を使ったメニュー開発にメーカーとずっと取り組んでいたそうですが、満足のいくものができなかったそうです。
そこで、中国菜エスサワダの澤田氏に教えを請い願ったそうです。
これが、このプロジェクトの始まりといえるのかなと思います。

プロジェクトは進み、第五弾が販売された現在まで色々なメニューが開発されてきたようです。

記者発表会では、澤田氏は他の料理人が開発に取り組んでいる場にも顔を出し、その技法を貪欲に吸収しようとしているエピソードも披露したそうです。

こうした企画、体験や経験も、商品の開発力や多様性のようなものを生むのかなと思います。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)
表示している価格は全て税抜き価格です。

匠の一皿
匠の一皿は、3種のうち2種を食べました。

創作 いかソウルにぎり 150円


いかそうめんのように細かく長く切られたいかの甘み、にゅるにゅる食感にコチュジャンの味が加えられた韓国の要素が感じられる一皿です。
韓国のりの香りや食感が、さらに韓国っぽさを出している気がします。
しょうゆとの組み合わせもいいです。

えび天チリチーズ 150円


一皿を家族とシェアして食べました。
一口では食べきれないくらい大きい一貫です。
少し辛めの匠特製チリソースとまろやかなチーズが、サクップリッとしたえび天にとても合っています。
付属の葉を食べた家族によると、付属の葉はクセが強い香草のような味がしたそうです。

真鯛のからすみにぎり 300円

再訪してこのメニューも食べてきたので追記します。
からすみはボラやさわらなどの卵巣を塩漬けして、塩抜き後に乾燥させた食べ物で、高級珍味として知られています。
からすみは乾燥した「たらこ」のような雰囲気のある味で、そこまで塩辛くなく、ぷりぷりした真鯛との相性も悪くないように思いました。少ししょうゆをつけて食べるとちょうどいい塩味になりました。
鯛のお寿司に少しかけるなら、たらこよりからすみのほうが合っているかもしれません。

歳末100円まつり 第一弾
歳末100円まつり 第一弾からは4種の内2種食べました。

大トロ 100円


文句の出ない商品です。脂がとろけるこってりした大トロです。若干ゴリゴリした食感があります。
しょうゆわさびとばっちり合います。
シャリとのバランスも個人的には文句なしです。

三重尾鷲のトロぶり 100円
三重県の尾鷲市(おわせし)でとれたぶりなのかなと思います。


同じネタでも、こちらはぶりの風味が比較的強めに出ていてぷりぷりしていてかつ柔らかいです。


こちらはぶりの風味が弱めでゴリゴリした固めの食感があります。
どちらも適度に脂がのっています。個人的には後者の方が好きです。
筆者はぶり好きですが、とてもコスパのいい商品だと思いました。

その他、新しめのメニュー

とける!イベリコ豚ミルフィーユ 100円


上に茶色に色づいた大根おろしが乗っていますが、ポン酢の味がしたのでポン酢がかかった大根おろしだと思います。
豚の風味、脂身とさっぱりした酸味としょうゆ、わさびの味が合っています。
ネギの風味、シャキシャキ感も加わり、さっぱりながらパワフルな感じです。豚しゃぶみたいな感じのネタです。
肉の食感もいい感じで、脂身がとろける感じです。

真いか軟骨醤油炙り 100円


見ためより癖がなく、淡白な味わいで、心地よいコリコリ食感を味わえる一皿です。いか焼きは食べられるけどいか軟骨はクセがあって食べられない!と思っている方にもお勧めしたいです。
しょうゆわさびがばっちり合います。

大切りまぐろの昆布巻き 100円


まぐろと昆布の旨み、柚子の香りが合っています。
しょうゆと相性がいいですが、わさびは辛さが欲しければつけるといいと思います。
というのも、ゆずの香りが強めで他の具材の風味は感じにくくなっています。
しかし、それでもまぐろを食べている感じはします。
まぐろは脂身の少ない部位を使っていて、ゆずの爽やかな香りがあり、さっぱりした印象の一皿です。
まぐろの臭みが苦手でも食べやすいと思います。

その他おまけ

・特ネタ中トロ 150円


100円の大トロよりネタの大きさが大きく、大満足の一皿です。
100円の大トロと比較すると、マグロの鉄分の味が感じられ、脂分が少なくなりますが、赤身より脂分があります。適度な脂分という感じです。
柔らかめのとろける食感です。
おいしいです。

・倍盛り海鮮漬け  100円


めったに出会えない幻のネタ!!と書かれた札と共にレーンで流れていたのをたまたま見かけて、即取りしたこちらの一皿。
タッチパネルに載っていませんでした。
ネットで見かけた鯛やハマチの希少部位を使っているという「本日の海鮮漬け」の倍盛りバージョンという印象です。
といっても、使っている具材は時期により変化するのかなと思います。
今回食べた倍盛り海鮮漬けは、確証はないのですが、マグロやぶりのカットを漬けにしたものをネタにした軍艦巻きになっているのかなと思います。

漬けタレのしょうゆ味がしっかり目についていて、わさびとの相性がいいです。
ネタのゴリゴリした食感や漬けタレの味とわさびの組み合わせ、そして何と言ってもネタの量、これらが非常にタイプです。
しょうゆはつけなくてもいいし、ほんの少しかけてもおいしかったです。
100円ですがネタの量に大満足です。

・えんがわ 100円


タッチパネルに載っていない一皿です。レーンで流れているところを取りました。
コリコリした食感、油っぽさがたまりません…!
しょうゆわさびの味とネタの脂っぽさがいい感じで合っています。
えんがわは個人的に好きなネタなので、スシローのレーンで流れているのを見つけた時は嬉しかったです。
外見は少しネタが小さい気がしますが、食べてみると物足りなさもなく、おいしかったです。

・本鮪3貫盛り 300円


一つ前のキャンペーンの商品ですが、私が来店した店舗ではまだ販売されていました。
一言でいうと、とてもおいしかったです。他のメニューと比べてみても、コスパのいいメニューだと思いました。
本鮪3貫盛りは、全体的に風味が強く、しっとり食感だと思います。

赤身
適温で風味が強く、柔らかい赤身です。
100円の赤身より風味や旨みが強く、しっとりしている感じがしました。

中トロ
150円特ネタ中トロより若干風味が強く、脂っぽく、柔らかくとろける食感が楽しめます。
おいしいです。

大トロ
見た目が霜降り肉みたいです。
ゴリゴリしたところの脂感、マグロの風味が感じられてとてもいいです。
脂っぽくてジューシーで素晴らしいです。

・まぐろアボカドユッケ 100円


タッチパネルに載っていない一皿です。レーンで流れているところを取りました。
アボカドの独特なとろける食感や風味、多めの油分がマグロと共にユッケのピリ辛味に合っています。
見た目はちょっとアレですが、おいしかったです。

今回はキャンペーン中の旬のネタを楽しむ傍らで、パネルに載っていないメニューをレーンで見つけて食べる楽しさもありました。
また、今回もおいしくいただき、大満足でした。

出展
[1] https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1907/19/news078.html

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