Famima Sweets アールグレイ香る紅茶のシフォンサンド
発売日 2019年8月20日
価格 221円(税抜き)
内容量 1個
1個あたり熱量 255kcal 食塩相当量 0.23g
消費期限 買った日から約1日後まで

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おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事ではFamima Sweets アールグレイ香る紅茶のシフォンサンドについての情報、雑学やレビューを書いています。

先日、家族が買ってきてくれた「Famima Sweets アールグレイ香る紅茶のシフォンサンド」について書きたいと思います。
おしゃれなパッケージです。見たときにコーヒーや紅茶が合いそうなスイーツだなと思いました。

・Famima Sweets アールグレイ香る紅茶のシフォンサンドの商品概要[1]

紅茶風味豊かなシフォン生地にホイップ、カスタードとキャラメルソースをサンドしたバーガータイプのシフォンだそうです。
この商品は以前から販売されている商品ではありますが、内容が少し変更されているようです。
2019年8月20日からの発売分では、紅茶シフォン生地にレモンを追加して風味を加え、クリームには北海道産生クリームをブレンドしてあるそうです。

・コーンスターチについて[2][3]

アールグレイ香る紅茶のシフォンサンドのパッケージの原材料を見てみると、様々な食品に使われている「コーンスターチ」が使われています。今回はこの「コーンスターチ」について調べてみました。

コーンスターチはトウモロコシから処理され、作られたデンプン、またはデンプン食品のことだそうです。

コーンスターチはcorn(トウモロコシ)とstarch(デンプン)で「トウモロコシデンプン」という意味のアメリカ英語だそうです。
他にコーンフラワー、メイズフラワー、メイズスターチといった呼び名があります。

コーンスターチに使われる原料は、食用として広く認知されているスイートコーンやポップコーンなどではなく、デントコーンやワキシーコーンなどという種のコーンが使われるそうです。

デントコーンは穀粒の側面が固い澱粉層、冠部は柔らかい澱粉層からなる種だそうです。
デントコーンは、粒が成長するにつれて柔らかい部分が収縮し、冠部にくぼみができて馬歯のようになるそうです。
デントコーンはコーンスターチの他に、飼料や燃料になるバイオエタノールの原料としても使われています。

ワキシーコーンは粒の外側が、ワックス様をしている種だそうです。中国南部の雲南地方が発祥とされ、20世紀に米国に渡り、改良されたものが米国や南アフリカで栽培されるようになったそうです。

日本ではこれらのような、コーンスターチの原料になるトウモロコシのほぼ全量を米国や中国からの輸入に頼っているそうです。
国内産デンプンの原料の農産物を生産する農家の保護のためにコーンスターチの原料のトウモロコシは高い関税をかけられていますが、コーンスターチメーカーでは、国内産デンプンを購入する代わりにコーンスターチ原料のトウモロコシの関税を免除するという制度もあるようです。

デンプンの製造方法は原料をすりつぶした後、デンプン以外の成分(繊維、油分、タンパク質)を取り除いてデンプンの純度を高めることが基本となるそうです。
芋は比較的水分の割合が高くすりつぶしやすいですが、トウモロコシや米は比較的水分の割合が低く固い種子をすりつぶしにくいということがあるそうです。
そこで、トウモロコシデンプンを作る際は、あらかじめ種子を柔らかくしておくことで作業性が高まるそうです。

コーンスターチの製造法に「ウエットミリング」というものがあり、これが採用されることが多いそうです。
ウエットミリングはデンプン、タンパク質などトウモロコシの科学的構成成分ごとに分離する方法だそうです。
副産物(ある製品を生産する過程で、それに付随して得られる他の産物)として飼料に使われるグルテンフィードやグルテンミール、コーン油に使われるコーンジャームといったものも生産されます。
原料のトウモロコシのほとんど全てが何らかの製品となり、廃棄は非常に少ないそうです。
これに対して、ドライミリングという方法があります。これは胚乳、胚芽などトウモロコシの植物組織構成成分ごとに分離する方法だそうです。

・コーンスターチの製造方法[4][5][6]

コーンスターチ製造でのウエットミリングの工程を簡単に説明します。

1 トウモロコシの精選
原料トウモロコシに含まれるダスト、屑、破砕片など、異物を除去します。

2 浸漬
原料トウモロコシを48度〜50度の亜硫酸水に40〜50時間程度、浸漬します。
浸漬終了時にはトウモロコシ粒は水分は45%程度に吸水し、浸漬液中には60%程度のトウモロコシの可溶成分が溶出しているそうです。
浸漬液は濃縮し、「コーンスティーブリカー」という副産物を作るそうです。

3 胚芽の分離
胚芽を破損せず、できるだけそのままの形でトウモロコシ粒から分離するために粗砕を行います。
先程の浸漬工程で胚芽部分の可溶成分が液中に溶け出し、油分の割合が相対的に高くなった胚芽の比重はより小さくなります。そして、胚乳との比重差が更に大きくなり胚芽の分離が容易になるそうです。
分離した胚芽は脱水、乾燥し、コーンジャームとしてコーン油搾油工程に送られるそうです。

4 磨砕及びファイバー分離
胚芽を分離した後、磨砕をします。これにより、デンプン、タンパク質、繊維より成る懸濁液(固体の微粒子が液体中に分散している混合物)が得られます。この懸濁液を水洗しながら繊維を分離します。
分離した繊維は脱水し、先程のコーンスティーブリカーを添加、そして乾燥し、主に飼料に使われる「グルテンフィード」となるそうです。

5 デンプンとグルテンの分離
繊維を除去した先程の懸濁液を、遠心分離機によりデンプンとタンパク質(業界ではグルテンというそうです)に分離します。
ここで分離したグルテンは主に飼料に使われる「グルテンミール」になるそうです。
残ったデンプン懸濁液を更に洗浄し、液中に残存しているグルテンや微細な繊維などを除去してデンプンの純度を高めていきます。
こうしてできた精製デンプン懸濁液は脱水、乾燥され「コーンスターチ」となります。
精製デンプン懸濁液は乾燥せずに異性化液糖や水飴などの製造用として使われたり、化工デンプンの製造に使われたりもするそうです。

・コーンスターチの用途[2]

コーンスターチの用途には様々なものがあるらしいですが主に食品、化粧品、製薬、工業、糖化製品原資に使われるそうです。

コーンスターチは、食品ではプリンなどの凝固剤、フランス料理や中華料理でのとろみをだす食材などとして使われているそうです。
その他ファンデーションやベビーパウダー、ダンボールの接着剤としても利用されていますが、時に演出用としても使われているそうです。
例えば時代劇で、衣装の着物の埃や濁った空気の臨場感を表現するために使われたりしているそうです。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)

おしゃれなパッケージを開けるとアールグレイの華やかで上品な香りが漂います。


いただきます…


ふわふわなシフォンケーキにクリーミーなクリーム、上品で爽やかなアールグレイの香りが合っていておいしいです。


甘さもちょうどよく感じます。
優雅な気分に浸れるスイーツだなと思いました。

おいしかったです(^^)

出展
[1] https://www.family.co.jp/goods/dessert/1940305.html 2019/8/24閲覧
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/コーンスターチ 2019/8/24閲覧
[3] https://www.alic.go.jp/joho-d/joho08_000210.html 2019/8/24閲覧
[4] http://www.starch-touka.com/cornwetmiring.html 2019/8/24閲覧
[5] http://www.katokagaku.co.jp/products/by-product.html 2019/8/24閲覧
[6] https://www.weblio.jp/content/懸濁液 2019/8/24閲覧

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