デメルトリュフ 3粒入り | nyainのコンビニ新商品ブログ

デメルトリュフ 3粒入り
価格税抜き1000円
カロリー 3粒あたり140kcal
食塩相当量 0.01g
賞味期限買った日から約1ヶ月半後まで

おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事ではデメルトリュフ 3粒入りについての情報、雑学やレビューを書いています。

先日、家族からチョコをいただきました。嬉しいです(^^)
今回はデメルという会社のチョコです。

・デメルという洋菓子店について[1][4]

デメルは1786年創業のオーストリアのウィーンにある洋菓子店です。

9、10世紀頃から1806年まで西ローマ帝国の後継者を自負する「神聖ローマ帝国」という国家が、1867年から1918年まで、オーストリア＝ハンガリー帝国という国家がヨーロッパに存在していました。

神聖ローマ帝国の時代にはハプスブルク家という貴族の家系の紋章に、オーストリア＝ハンガリー帝国の時代には国章に「双頭の鷲」が使われていました。
話が飛びますが、デメルはオーストリア＝ハンガリー帝国期のウィーンのオーストリア帝室かブタペストのハンガリー王室に商品やサービスを提供していることを公に示すことができる特権「オーストリア＝ハンガリー帝国帝室・王室御用達」を与えられました。
この特権を与えられた会社は会社のレターヘッド(その組織専用の便箋などの組織のシンボルマーク、連絡先などが印刷された部分、あるいはその便箋などの用紙自体)や製品に「双頭の鷲の紋章」を表示させることで、帝室や王室御用達であることをわかりやすく示すことができました。
デメルではこの「双頭の鷲の紋章」をシンボルマークとし、かつて「オーストリア＝ハンガリー帝国帝室・王室御用達」を与えられたことや、ヨーロッパの歴史の中で長きにわたり栄華を極めたハプスブルク家のような存在の洋菓子店であることを示しているのだと思います。
また、デメルは「ザッハトルテ」というお菓子にもゆかりのあるお店で、ホテル・ザッハーを相手に法廷で7年間争ったという経歴もあります。この7年間の裁判は「甘い七年戦争」とも言われています。

・ヘーゼルナッツについて[2][3]

原材料名を見てみると、今回のデメルのチョコにはいろいろなナッツが入っているのがわかります。
今回は前のビアンクールのチョコにも使われていた「ヘーゼルナッツ」というナッツについて調べてみます。

ヘーゼルナッツはカバノキ科ハシバミ属の木の果実です。
皮を剥き煎って食べたり、今回のチョコのようにお菓子に使ったりします。
ヘーゼルナッツを利用した食品は、ジャンドゥーヤ、ヌテラなどがあります。
ジャンドゥーヤはヘーゼルナッツなどのナッツのペーストとチョコを混ぜたものです。
ヌテラはヘーゼルナッツのペーストを主原料としたスプレッド(パンやクラッカーにぬる、ぬり物)の食品です。欧米では人気の食品だそうです。

また、ヘーゼルナッツの風味を出したヘーゼルナッツ・リキュールや、香りをつけたヘーゼルナッツコーヒーもあります。

ヘーゼルナッツは一般的なナッツの中では最も多く葉酸という成分を含みます。葉酸はビタミンB12と協調し、体に造血作用をもたらします。
妊娠期や授乳中の女性は葉酸の必要摂取量が増加します。