ファミリーマート ファミマスイーツ デビルズチョコケーキ
発売日 2019/10/8
価格 239円(税抜き)
内容量 1個
栄養成分 1包装あたり 熱量407kcal 蛋白質5.3g 脂質27.9g 炭水化物33.6g 食塩相当量0.2g
消費期限 買った日から約4日後まで

スポンサーリンク

おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事ではファミリーマート ファミマスイーツ デビルズチョコケーキについての情報、雑学やレビューを書いています。

先日、家族がファミリーマートの「デビルズチョコケーキ」を再度、買ってきてくれました。
この商品は過去に何度か販売しているようで、売れ行きのある人気商品だということが考えられます。
私自身も2019年3月に食べて、その時に記事を投稿しました。
チョコ味が濃厚なケーキだったと思います。おいしかったです。
また再販され、食べる機会ができて嬉しいです。

今回は「生チョコ入りだぜ!!」と、生チョコが入っていることをかわいい悪魔のようなキャラがアピールしてくれています。(2019年3月のパッケージでは「ビターだぜ!!」と言っていました。)

・「ファミマスイーツ デビルズチョコケーキ」の商品概要[1]

この商品はガトーショコラ、生チョコ、チョコムースの3層のチョコレートをコーティングし、チョコクッキーをトッピングした、食感の違いを楽しめる仕立てのチョコケーキだそうです。
チョコづくしです。
チョコクッキーのサクサク感がなめらかな3層のチョコを引き立てそうです。
おいしそうな組み合わせです。

・2019年3月に売られていたデビルズチョコケーキ(2019年3月版)と、今回のデビルズチョコケーキ(2019年10月版)との価格や栄養成分などの比較[2]

2019年3月に売られていたデビルズチョコケーキと、今回いただくデビルズチョコケーキを比較してみました。

・パッケージ

2019年3月版


金と黒と白の配色が特徴的です。
また、かわいい悪魔の一言が「ビターだぜ!!」です。(パッケージにより他のキャッチフレーズが使われている可能性があります)

2019年10月版


紫と黒と白の配色が特徴的です。(若干黄色も入っています)
また、かわいい悪魔の一言が「生チョコ入りだぜ!!」です。
さらに、かわいい悪魔が王冠のような形のものを被っていません。

・価格

2019年3月版
249円(税抜き)です。

2019年10月版
239円(税抜き)です。
こちらの方が10円安いですね。

・栄養成分

2019年3月版


熱量397kcal 蛋白質6.1g 脂質27.1g 炭水化物32.1g 食塩相当量0.3g

2019年10月版


熱量407kcal 蛋白質5.3g 脂質27.9g 炭水化物33.6g 食塩相当量0.2g
2019年3月版に比べて、蛋白質、食塩相当量が少なくなっています。

・材料の特徴

2019年3月版


洋酒が入っています。
また、今回の2019年10月版よりカカオマスの割合が多いようです。
添加物にグリシンとカロチン色素が使われています。

2019年10月版


クリームと水あめが入っています。(生チョコの材料ですかね?)
また、2019年3月版よりもカカオマスの割合が少ないようです。

他にも比較できるものがあるかもしれませんが、今回はこのくらいにします。

・グリシンとは[3][4]

2019年3月版のデビルズチョコケーキには「グリシン」という食品添加物が入っていて、今回の2019年10月版には入っていないということが原材料名表示より考えられました。
今回は、過去の記事でチラッと出てきたこの「グリシン」について調べました。

グリシンは、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も単純な形を持つアミノ酢酸のことだそうです。別名は「グリココル」だそうです。
ちなみに、「アミノ酸」というのは「アミノ基とカルボキシル基の両方をもつ有機化合物で、タンパク質を構成する最小単位の成分」という風にいわれています。

グリシンは、ゼラチンやエラスチンなどの動物性タンパク質に多く含まれ、「コラーゲン」と呼ばれる動物性タンパク質には全体の3分の1ほど含まれるそうです。
食品では、ホタテやエビ、カニなどの他、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉類に多く含まれているそうです。

1820年に、フランス人科学者のアンリ・ブラコノーさんによりゼラチンから単離されたそうです。(グリシンの初めての人口単離といわれています)
グリシンは味が甘かったというところから、ギリシャ語で「甘い」を意味する「glykys」にちなみ、「glycocoll(グリココル)」と名付けられ、後に「glycine(グリシン)」に改名されたそうです。

・グリシンの生体内での利用[3][4]

グリシンは様々な生体物質(生物の体内に存在する化学物質の総称)の原料として利用されているそうです。
人間にとっては、体内で合成できる非必須アミノ酸に分類され、いろいろな体の働きに関わっているそうです。

例えば、血液中での酸素を運ぶ機能に関する「ポルフィリン」や筋肉運動に必要な「クレアチン」、抗酸化物質の「グルタチオン」や核酸の「プリン体」などの原料になっているそうです。

・食品添加物としてのグリシンの役割[4][5]

2019年3月版のデビルズチョコケーキの例のように、食品添加物として使われるグリシンにはどのような役割があるか調べました。

グリシンは水に溶けやすく、匂いがほとんど無くて甘味があり、人間の体内でも合成されていて安全性が高いことが考えられるアミノ酸のようです。
食品だけではなく、医薬品や工業用途にも使われるそうです。
ここでは、食品添加物として使われるグリシンの役割を書いていきます。

・甘味とうま味の調味料
グリシンは砂糖の約70%の甘味度と、まろやかな旨味をもっており、甘味とうま味に関する調味料として使われるそうです。
うま味に関することですが、グリシンには、イノシン酸ナトリウムやグアニル酸ナトリウムなどの核酸系調味料や、グルタミン酸ナトリウムなどのうま味の呈味物質(水や唾液に溶けて味を感じさせる物資)との相乗効果があり、それらの物質との組み合わせでうま味がいっそう強く感じられるようになるそうです。

・矯味作用
また、グリシンは塩味や酸味をやわらげることができるそうです。

・細菌の増殖を抑制し、食品を守る静菌作用
グリシンはアミノ酸の中でも静菌作用をもつ数少ない物質なのだそうです。
菌の活動、増殖を抑え、食品の日持ちを良くするそうです。
他の有機酸系の保存料や静菌剤と異なり、phの影響を受けないため、酸性やアルカリ性に調整された食品にも使いやすいそうです。
また、グリシンは甘味をもつアミノ酸なので、スイーツ類の日持向上にも使われているそうです。

また、グリシンは加熱殺菌が難しい菌に対しても静菌効果があるそうです。

・他の静菌剤との相乗効果
グリシンは他の静菌剤と組み合わせることで発生する相乗効果をもっており、少ない量で効果を発揮したり、幅広い菌への静菌作用が期待できるそうです。

・着色料と香料
グリシンは還元糖と反応して褐色物質(メイラード化物)を形成し、着色料や香料にもなるそうです。

アミノ酸と糖は加熱することでメイラード反応という反応を起こし、色や香りが出ます。
ベーコンを焼いて、焼き目がつくときもこの反応が起こるそうです。
このメイラード反応は、phや温度が高いと早く進行し、反応を起こす糖の種類によっても反応速度が違うそうです。

・ミネラル吸収促進
グリシンはキレート作用(ミネラルを取り囲んで結合する働き)により鉄分などの不足しがちなミネラルの溶解性を向上させ、吸収を促進するそうです。

また、グリシンの生体内での働きを考え、栄養補給を目的としてサプリメントに配合されたりもするそうです。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)

開けてみます。


照りのあるコーティングと散りばめられたチョコクッキーが見えます。
容器側面の悪魔もかわいいです。


いただきます…


底の方からガトーショコラ、生チョコ、チョコムースの順で層になっていて、上部にはコーティングとチョコクッキーが散りばめられています。
ガトーショコラはねっとりしっとりで、生チョコやチョコムースはふわふわでミルク感とこってり感があり、甘味、苦味がちょうど良くておいしいです。
ねっとりふわふわ濃厚なチョコケーキです。ガトーショコラとチョコクッキーの存在感が強いです。


サクサクで少し甘いチョコクッキーがチョコの味、濃厚さを崩さずに食感のアクセントになっています。とても合います。

 

2019年3月版でも思いましたが、小さいながらも満足感のあるスイーツです。
おいしかったです(^^)

出展
[1]https://www.family.co.jp/goods/dessert/1940329.html
[2]http://nyain.com/archives/1328
[3]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/グリシン
[4]https://www.yuki-gosei.co.jp/glycine/index.html
[5]https://health.joyplot.com/HealthWordsWiki/?キレート作用

スポンサーリンク

次の投稿

セブンイレブン 濃厚ソース仕立ての鶏メンチサンド

水 11月 6 , 2019
セブンイレブン 濃厚ソース仕立ての鶏メンチサンド […]