セブンカフェ もっちりドーナツ (チョコホイップクリーム)
発売日 2019/11/19
価格138円(税抜き)
内容量1個
栄養成分(1包装あたり) 熱量361kcal 蛋白質5.9g 脂質21.2g 炭水化物37.6g(糖質35.5g 食物繊維2.1g) 食塩相当量0.7g

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おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事ではセブンカフェ もっちりドーナツ (チョコホイップクリーム)についての情報、雑学やレビューを書いています。

先日、ネットで公開されているセブンイレブンの新商品情報で気になるスイーツを見つけたので買ってきました。
「セブンカフェ もっちりドーナツ (チョコホイップクリーム)」という商品です。
セブンカフェのコーヒーやカフェオレに合いそうなスイーツです。

・「セブンカフェ もっちりドーナツ (チョコホイップクリーム)」の商品概要[1]

この商品は、チョコフレークを混ぜたチョコホイップクリームをふんわりもちもちのドーナツでサンドして、チョコとアーモンドをトッピングしたスイーツだそうです。
最後まで食べ飽きない仕立てになっているそうです。

この商品は2019年6月、10月にも発売されている商品だそうです。
2019年6月、10月、今回の11月に販売されたものはそれぞれ栄養成分表示が異なっているそうです。
これは改良の頻度が多いということでしょうか?
また、10月の販売期間は満了したけど引き続き売ることがセブンイレブン内で決定され、11月も売るにあたり改良を加えたということでしょうか?
それにしても、前に売られていた商品が再販されるということは売り上げが好調だったことも予想できます。
期待しています!

・ 炭水化物の代謝[2]

今回のセブンカフェ もっちりドーナツ (チョコホイップクリーム)には炭水化物が多く含まれています。
これに関することで、今回は炭水化物の代謝について調べてみました。

まず「代謝」とは、生命維持の為に有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材とした一連の合成と化学反応のことで、「新陳代謝」の略語だそうです。

・炭水化物の代謝経路[3]

炭水化物の代謝経路は大まかにすると
1.炭素固定
2.解糖系
3.ペントースリン酸経路
4.グリコーゲン合成
5.グリコーゲンの分解
6.糖新生
となるようです。

大雑把にですが、一つ一つ書いていこうと思います。

1.炭素固定[4]
まず、炭水化物は主に植物の光合成により合成されているそうです。
光合成」は植物や藻類など光合成色素をもつ生物が行う、光エネルギーを化学エネルギーに変換する化学反応のことを言うそうです。
この光合成で植物が光エネルギーを使って水と二酸化炭素から炭水化物を合成するように、植物や一部の微生物が空気中から取り込んだ二酸化炭素を炭素化合物として留めておく機能のことを「炭素固定」というそうです。

光合成は”炭素固定を伴う代謝系”という見方ができるそうです。

・糖質の消化吸収[5][6]
次は解糖系についてですが、その前に糖質の消化吸収について書きたいと思います。

まず、白米やジャガイモなどに含まれるデンプンを例にして、糖質の消化吸収を書いていきます。
デンプンは唾液中のアミラーゼという酵素の作用により加水分解されます。
そして胃に送られ、膵液に含まれるアミラーゼによりさらに分解されます。
こうしてデンプンはアミラーゼによりマルトースとマルトリオースにまで消化されるそうです。これらはオリゴ糖に分類されるそうです。
これらのオリゴ糖はさらに小腸粘膜上皮細胞表面に存在する酵素のマルターゼやグルコアミラーゼによりグルコースにまで加水分解されるそうです。

次に砂糖に含まれるスクロースと、牛乳に含まれるラクトースを例にしてみます。
スクロースとラクトースは小腸表面で分解されるそうです。
スクロースはスクラーゼという酵素により加水分解され、グルコースとガラクトースになるそうです。
ラクトースはラクターゼという酵素により分解され、グルコースとガラクトースになるそうです。
成人になるとこのラクターゼが消失することが多く、これをラクトース不耐症と呼ぶそうです。

腸管内で生成されたグルコースは、小腸にあるナトリウム依存性グルコース輸送体というものにより、小腸細胞内に輸送され、さらに糖輸送担体GULT2というものにより血管内に移行するそうです。

血管内に移動したグルコースは血管を通り全身に運ばれ、全身の「細胞質基質(細胞内の部分の呼称で、細胞質から細胞内小器官を除いた部分)」に移動します。
グルコースは血管内で「血糖」として全身に運ばれますが、それ以外の単糖類(フルクトースやガラクトースなど)は細胞質基質内で固有の代謝経路で代謝された後、次のステップの解糖系に導入されるそうです。
ちなみに、血液中のグルコースを「血糖」というそうです。

ここから解糖系に移ります。

2.解糖系[6][7][8][9]
解糖系」は、生体内に存在する生化学反応経路の名称であり、グルコースをピルピン酸などの有機酸に分解し、グルコースに含まれるエネルギーを生物が使いやすい形に変換していくための代謝過程だそうです。
ほとんど全ての生物が解糖系を持っているそうです。

また、解糖系の反応には酸素が必要ないそうです。

解糖系をヒトの身体のグルコースの代謝を例に、具体的に見てみます。
まず、グルコースが血管から細胞質基質に移動します。
次にグルコースがヘキソナーゼという酵素によりリン酸化され、グルコース-6-リン酸というものになり、いくつかの変化を経てATP(アデノシン三リン酸)ピルビン酸というものを生成するそうです。
酸素がない状態では、乳酸脱水素酵素により乳酸となるそうです。

ATP(アデノシン三リン酸)はアデノシンという物質の中のリボースという糖に3分子のリン酸が付いた、2個の高エネルギーリン酸結合を持つヌクレオチド、という風に定義されています。
ATP中のリン酸1分子が離れたり結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、物質の代謝・合成の重要な役割を果たしており、ATPは「生体のエネルギー通貨」と呼ばれています。

ピルビン酸は有機化合物で、カルボン酸(少なくとも一つのカルボキシ基(−COOH)をもつ有機酸)の一種だそうです。

生成したピルビン酸はミトコンドリアに入り、クエン酸回路を経て、電子伝達系(生物が酸素を用いる呼吸を行う時に起こす複数の代謝系の最終段階の反応系)という化学反応回路に受け渡されるそうです。
クエン酸回路に受け渡されたピルビン酸は、アセチル基と補酵素Aと結合して、脂肪酸合成のための前駆体(化学物質について、その物質が生成する前の段階の物質)である「アセチルCoA」になるそうです。簡単に言うと、ピルビン酸は脂肪酸(脂質の構成成分にもなる物質の一種)の合成に関与するということになるようです。ついでに、この反応にはビタミンB1が関わっているそうです。
ちなみに、クエン酸回路や電子伝達系は細胞内の小器官であるミトコンドリアで行われる化学反応回路になり、酸素がある状態でこれらの反応が起こるそうです。

※実はこの他にも解糖系に種類があるそうですが、ここではその中の最も一般的といえる”エムデン-マイヤーホフ経路”という種類のものを書きました。

解糖の大きな役割は、

1.ATPを生成すること
2.多くの生合成経路への前駆体となる物質(アセチルCoAなど)をつくること

だそうです。

解糖系で生成されたピルビン酸がクエン酸回路に渡されるとクエン酸回路でさらなる物質が生成され、その物質が電子伝達系に渡されるとさらなるATPが生成されるそうです。この一連の反応で、グルコース1分子につき36ATPが生成されるそうです。

3.ペントースリン酸経路(PP経路)[6][10]
この経路は、エネルギー生産というより物質の生産を目的としている経路だといわれています。

ペントースリン酸経路は、解糖系のグルコース-6-リン酸から出発して、同じく解糖系のグリセルアルデヒド-3-リン酸へとつながる経路で、この経路を一部のグルコースが通ることにより、脂質の生産に関与するNADPHというものの供給ができるそうです。
また、ペントースリン酸経路はヘキソースという糖をペントースという糖に転換することに関与しているそうです。

ペントースという糖は、生命活動に欠かせない「核酸」というものの合成に不可欠であるそうです。

解糖系の一部と合わせて回路を形成していることから「ペントースリン酸回路」と呼ばれることもあるそうです。

4.グリコーゲン合成[9][11]
「グリコーゲン合成」は正確には、グリコーゲン鎖にグルコース分子が付加していく過程のことだそうです。
炭水化物代謝経路の視点で見ると、余分なグルコースをグリコーゲンに転換する過程、ともいえそうです。
この過程は高血糖の時に放出されるインスリン(膵臓の細胞から分泌されるホルモンの一種)により活性化されるそうです。

ちなみに「グリコーゲン」とは、多数のグルコース分子がグリコシド結合により重合(結合して鎖状や網状になる)し、枝分かれの非常に多い構造になった高分子(分子量が大きい分子)だそうです。「動物デンプン」とも呼ばれるそうです。
グリコーゲンは肝臓骨格筋で主に合成されるそうです。(肝臓で合成されたグリコーゲンの方が骨格筋のそれより分子量が大きいそうです)

ヒトの炭水化物代謝においてどのようにグリコーゲンが合成されていくか、少し詳しく書きます。

先程の解糖系でグルコースは細胞質基質でグルコース-6-リン酸というものになると書きました。
このグルコース-6-リン酸はピルビン酸を生成するのとは別にグリコーゲン合成へと向けて反応していくこともできるそうです。
その過程で、グルコース-6-リン酸はグルコース-1-リン酸というものになり、グルコース-1-リン酸ウリジリルトランスフェラーゼという酵素がグルコース-1-リン酸とUTP(ウリジン三リン酸)といわれる物質からUDP-グルコースというものを生成するそうです。
こうして血管から細胞質に移動したグルコースがUDP-グルコースとなります。
ここからさらに酵素の働きによりUDP-グルコースがグリコーゲンとなるそうです。

ヒトの肝臓には約100gのグリコーゲンが貯えられ、これは約600kcalのエネルギーに相当するそうです。

5.グリコーゲンの分解[9][12]
肝臓や骨格筋に合成されたグリコーゲンは、ホルモンなどの働きにより分解されるそうです。

もう少し具体的にすると、グリコーゲンにグリコーゲンホスホリラーゼという酵素が働き、グリコーゲンがグルコース-1-リン酸となるそうです。
さらにグルコース-1-リン酸はホスホグルコムターゼという酵素が関与してグルコース-6-リン酸に転換され、グルコースとなり血管内に移動したり、解糖系に入りエネルギーとなったりするそうです。(筋肉細胞ではグルコースとなり血管内に移動しないそうです)
炭水化物代謝経路の視点で見ると、グリコーゲンをグルコースに分解する過程、ともいえそうです。

グリコーゲンの分解は、副腎髄質により分泌される”アドレナリン“というホルモンや、膵臓のランゲルハンス島の細胞や消化管から分泌される”グルカゴン“というホルモンに刺激されて、主にグリコーゲンが貯えられている筋肉肝細胞で起こるそうです。

6.糖新生[9][13]
糖新生はヒトや動物が、グルカゴンの分泌を合図とし、ピルビン酸や乳酸などの「糖質以外の物質」からグルコースを生産する手段や経路のことを言うそうです。
炭水化物代謝経路の視点で見ると、単純な有機化合物から新たにグルコースを作る過程、ともいえそうです。

ネコのような肉食動物は、三大栄養素のひとつである炭水化物の摂取が不足することになります。
このような状態の時は、タンパク質から分解されて得られた糖原性アミノ酸というものから、糖新生を行って体内で必要な糖分を生成しているそうです。

糖新生の反応は、解糖系の逆反応に沿って進むそうですが、
その中には不可逆反応もあるので完全に逆反応で進むのではなく、別のやり方で反応していくそうです。
例えばグルコース-6-リン酸がグルコースになる場合、グルコースからグルコース-6-リン酸になった時はヘキソキナーゼという酵素が働きましたが、糖新生によりグルコース-6-リン酸からグルコースになる時はグルコース-6-ホスファターゼという酵素が働くそうです。

炭水化物の代謝経路には現時点ではこれら6つの過程が大きく関わっているようです。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)

開ける前からおいしそうです。


開けてみます。


薄めのコーヒーを用意して、いただきます…


名前の通りのもっちり食感のドーナツに、チョコとナッツ、中のチョコホイップが合っています。
ドーナツ生地のもちもち食感とナッツの粒々食感、広がる風味に加え、コーティングチョコとチョコホイップの甘さがいい感じで調和しています。
また、甘さがちょうどいい感じで嬉しいです。


さらに、チョコの苦味や風味でバランスのいい味になっている気がしました。
コーヒーやお茶に合います。


おいしかったです(^^)

出展
[1]https://www.sej.co.jp/i/item/14302146.html?category=110&page=1
[2]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/代謝
[3]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/炭水化物代謝
[4]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/炭素固定
[5]https://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch3-1/keyword1/
[6]http://www.chugaiigaku.jp/upfile/browse/browse1555.pdf
[7]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/解糖系
[8]https://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch3-2/
[9]https://sgs.liranet.jp/download/pdf/sample/text_kisoeiyougaku.pdf
[10]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ペントースリン酸経路
[11]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/グリコーゲン合成
[12]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/グリコーゲンの分解
[13]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/糖新生

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