希望小売価格 292円(税込)
内容量 1個
1個あたり264kcal 食塩相当量0.24g
アレルギー物質 27品目中 小麦・卵・乳・大豆
おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事では森永製菓 ステラおばさんのクッキーサンドアイス〈マカダミアナッツ〉についての情報、雑学やレビューを書いています。
昨日の夜のスーパーで、家族が買ってきてくれたステラおばさんのクッキーサンドアイスを買ってきてくれました。私がこの商品をコンビニで探し回っていることを知っていたので買ってきてくれたみたいで…。嬉しいです(^^)感謝して食べます。
というか、コンビニにしかないと思っていました…。スーパーで売っていたようです。マカダミアナッツクッキーとチョコチップクッキーという種類があったのですが、今回はマカダミアナッツクッキーを選択しました。
1週間以上前から探し回ってようやく手に入ったステラおばさんのクッキーサンドアイス。食べるのが楽しみです!
・ステラおばさんのクッキー[1][2]
ステラおばさんのクッキーといえば、駅やデパートで直販で売られているアントステラのクッキーを想像します。
ステラおばさんのクッキーは1974年に設立された株式会社アントステラ(当時の名前、株式会社ローリードール)が運営するお店の名前で、クッキーやその他焼き菓子を主な商品としています。
ステラおばさんのクッキーはカリッとした食感、広がる香り、そして小麦粉とバターの旨味が特徴だそうです。
クッキーに使われる小麦粉は粒度と粘度にこだわった独自ブレンドのものを使用しています。また、その日の温度や湿度を見極め、生地に気を遣いながら愛情を込めて手作業で、生地と対話するように…仕込みます。
また、香りと食感を残すためにバターに手の温かさを伝えすぎないように素早く丁寧にバターを包み込むように成形します。
焼成に使用するオーブンはコンベクションオーブンと言って、熱風で加熱するタイプのオーブンを使用しているのだそうです。これにより余分な水分が飛んでしっかり焼けるそうです。
・ステラおばさんについて[3]
ステラおばさんは実在の人物がモデルになっています。アメリカ、ペンシルバニア州のダッチカントリーという田園地帯の出身で、クッキーやケーキを作るのが上手な幼稚園の先生がいました。彼女の名前はステラといい、愉快な先生でした。周りの人々は彼女を先生ではなくステラおばさんと呼んで親しんでいました。
ステラおばさんの甥、ジョセフさんは彼女が大好きだったそうです。
彼女の出身地、ダッチカントリーには聖書の教えに忠実に従って生きるアーミッシュという方々が住んでいます。
ステラおばさんはジョセフさんに、アーミッシュの物語や言い伝えをたくさん教えました。
やがてジョセフさんは成長し、ビジネスチャンスを見つけ来日しました。その際に日本にはステラおばさんが教えてくれたアーミッシュの考え方と同じものがたくさんあることを知りました。
そしてステラおばさんのおいしいクッキーやケーキを日本に紹介しようと決意しました。
ジョセフさんがそれをステラおばさんに伝えたとき、ステラおばさんはこのようなことを言いました。
「いいかい。クッキーやケーキを作るときに一番大切なのはオーブンの温度じゃないんだよ。それを誰かのために作ろうという気持ちなんだよ。」
個人的にステラおばさんのこの言葉が好きです。
甥のジョセフさんはその言葉を企業理念「Warm Hart Communication」として引き継ぎ、創業しました。
誰かのために作ろうという気持ち。これはお菓子作りだけでなく料理作り全般で大事なことだと思います。
食品の味、香り、温度、食感、外見、コスト、名前…こういう要素を用いて作る前にどんな食品を作ろうかイメージします。
さらにそこから、材料の種類、材料の選び方、調理器具の選び方、仕込み方法や加熱の仕方、パッケージ、提供の仕方というようなものを決めていきます。
上記のいろいろな選択場面において、いわば料理作りの始めから終わりまで、誰かのために作ろうという気持ちが密接に関わっていると思います。
気持ちがなければ料理を食べて理解する時に重要な、味や温度まで変わるんじゃないかと思うんです…。
このように、料理作りでは誰かのために作ろうという気持ちが、その誰かにとっても作る方にとっても、あるいは完成した料理にとっても、大きく影響するのではないかと思います。
・頭に森永製菓とついている理由[4]
2008年、株式会社アントステラを子会社にしていた会社の株式を森永製菓が全取得した後に、アントステラがその会社を吸収合併しました。2018年現在はアントステラは森永製菓の連結子会社です。
だからこの商品も森永製菓を販売者として名前を初めに書いて売り出せるんですね。
森永製菓の創業者、森永太一郎さんは日本に西洋菓子を広めたいという思いがあったそうです。
アントステラの創業者、ジョセフさんには日本にステラおばさんのクッキーやケーキを広めたいという思いがありました。
両者とも、「自分が素晴らしいと思ったものを日本に広めたい」という思いは共通していて、やりたいことが似ている気がするんです。
吸収合併や買収などといえばなんとなくマイナスイメージがあるような気がしますが、この例ではそんなことはないんじゃないかなと思いました…
これからも私たちにおいしい食品を提供し続けてほしいです。
・実食と感想(あくまで個人の感想です)
直方体の箱を開けると透明な袋に入ったクッキーアイスが出てきます。手の甲ぐらいの面の大きさのクッキーがアイスクリームを挟んだ、クッキーアイスです。
袋から出して断面を見てみます…
触ると少しベタベタするクッキーです。割った感じ、しっとりしています。思い切り頬張ります。
…しっとりクッキーと乳白色のアイスクリームのカスタードのような風味が特徴的で、甘さが際立ち、冷たくてねっとりでしゃくしゃく食感でおいしいです。
また、マカダミアナッツのカリッと食感とともに広がる優雅な香りもいいですね(o^^o)
優雅な香りが爽やかで、味に深みがあります。絵にすると、いろんな濃さの緑と白を基調に少しオレンジを間に入れたような絵…そんな感じの風味です。
クッキーにはアプリコットジャムが隠し味と書いてありますがこれはわかりにくかったです。でもこういうのが味の深みを増しているんだと思います。
こってりですが、冷たくて風味豊かなスイーツなので胃が重たくならずに食べやすいです(^^)
お腹も心も幸せです!
ステラおばさんのクッキーサンドアイス〈マカダミアナッツ〉、おいしかったです。
今度はアントステラの直販のクッキーも買いたいです。
出展
[1]https://www.auntstella.co.jp/history/
[2]https://www.auntstella.co.jp/about_cookies/
[3]https://www.auntstella.co.jp/about_aunt/
[4]https://maonline.jp/articles/morinaga