森永乳業 リプトン アイリッシュティーラテ

森永乳業 リプトン アイリッシュティーラテ
発売日 2019/12/3
参考価格 128円(税抜き)
内容量 500ml
栄養成分表示(200mlあたり) エネルギー97kcal たんぱく質2.8g 脂質1.8g 炭水化物17.3g 食塩相当量0.14g

おはようございます。nyainと申します。このブログは季節商品情報を中心に、食べ物の情報発信をしているブログです。この記事では森永乳業 リプトン アイリッシュティーラテについての情報、雑学やレビューを書いています。

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ネットで新発売情報を見ていて気になった商品があったので買ってきました。
リプトンの冬の商品「アイリッシュティーラテ」です。
リプトンの紙パックシリーズは季節に合わせたフレーバーのものが次々と発売され、その都度、どんな味か試してみたくなります。
また、500ml入っていて、たっぷり飲めるのも好ポイントです。

リプトン アイリッシュティーラテの商品概要[1][2]
リプトン アイリッシュティーラテは、世界茶の専門家・リプトンが厳選した香り高いセイロン茶葉を100%使用したコクのあるミルクティーに、アイリッシュウイスキーの甘い香りを加え、大人の深い癒しが感じられる味わいに仕上げた商品だそうです。
ちなみに、アイリッシュウイスキーの香りは香料によるもので、アルコールは含まれていないそうです。
2020年2月頃までの期間限定商品だそうです。
また、主要なターゲットは20〜30代の男女であるそうです。

・アイリッシュウイスキーとは[3][8]
リプトン アイリッシュティーラテにはアイリッシュウイスキー風味の香料が含まれているそうですが、「アイリッシュウイスキー」とは何でしょう?

アイリッシュウイスキーとは、アイルランド共和国および北アイルランドで生産される、穀物を原料とするウイスキーの一種であるようです。

アイルランド共和国においては、アイリッシュ・ウイスキー法という法律で原料や発酵、熟成期間などに基準を用いて定義されているそうです。

簡単にまとめると、こんな感じで定義されているそうです。

・ウイスキーをつくる原料は穀物類を使う
・麦芽に含まれる酵素(ジアスターゼ)で糖化する
・酵母の働きで発酵させる
・蒸溜の時はアルコール度数94.8%以下にする
・木製の樽で熟成させる
・アイルランド、または北アイルランドの倉庫で3年以上熟成させる

アイリッシュウイスキーの語源について
「アイリッシュ」は「アイルランドの」という意味だそうです。
「ウイスキー」は「命の水」を意味するアイルランド語のuisce beatha(イシュケ・バーハ)に由来するそうです。
1172年のヘンリー2世というイングランドの王によるアイルランド遠征の時、アイルランド人が愛飲していた蒸留酒はイングランド兵によって「ushky」と誤って伝えられ、その言葉が英語の「whiskey」に転訛したそうです。

・アイリッシュウイスキーの製法[3][4][5][6][7]
年間の気温差が小さく、冷涼で程よい湿度があるアイルランドの気候はウイスキーの製造に適しているそうです。
まず、大雑把にどのような工程で製造されているか書きます。

1.製麦。大麦を発芽させ、モルト(麦芽)に変える、いわゆるモルティング。
2.モルトの乾燥
3.モルトの糖化、麦汁の精製
4.麦汁の発酵
5.蒸留、原酒の精製
6.原酒の樽詰め、熟成
7.ボトリング

こんな感じであるそうですが、それぞれ専門用語の意味を調べながら、詳しく書きたいと思います。

1.製麦。大麦を発芽させ、モルト(麦芽)に変える、いわゆるモルティング。
「精麦」とは、麦を「精白」することだそうです。
「精白」とはここでは、穀物をついて表皮を取り、白くすること、という意味に取れそうです。
「モルト(麦芽)」は麦(通常は大麦)の種子を発芽させたものだそうです。

なぜ大麦をモルトにするのでしょうか?その理由の一部を書きます。
大麦の種子中には不活性の糖化酵素が多量に含まれており、発芽によって糖化酵素が活性化されるそうです。
また、大麦はデンプンを多く含んでいますが、酵母(単細胞の真菌類の総称)はデンプンをそのままアルコールに変えることができず、デンプンをアルコールに変えるには「糖化」という工程でデンプンを糖分に変える必要があるそうです。
「糖化」とは、ここではデンプン質原料を麹(こうじ)や麦芽などの糖化酵素によって糖分に変化させることだそうです。

これらをふまえ、少し具体的に1の工程を書きます。
まず麦の皮を取り、水に浸し、空気に触れさせることを繰り返すことで、大麦を発芽させて麦芽(モルト)を作る。
こんな感じで1の工程が進められます。

2.モルトの乾燥
1で出来たモルトを乾燥させます。
乾燥はキルトという炉の中で行われるそうです。
この時、ウイスキーにより、燃料に「ピート」(泥炭)を使うことがあるそうですが、多くのアイリッシュウイスキーではピートは使われず、代わりに石炭や木材が使用されるそうです。
これは、早期に醸造・蒸留産業が確立されたアイルランドでは機械を使用して掘り出すピートよりも、木や石炭が燃料として使用されることが多かったことが関わっているそうです。
ちなみに、ピートを使うとスモーキーフレーバーが麦芽についていくそうです。

モルトの乾燥には
・発芽を止める
・貯蔵しやすくなる
という効果があるそうです。

3.モルトの糖化、麦汁の精製
この工程では、モルトを釜に入れ、温水と混ぜ合わせるそうです。
これにより、麦芽のデンプンが麦芽の糖化酵素により糖に分解されていくそうです。
この時の釜に入った液体を麦汁というそうです。

ちなみに、大麦麦芽以外の穀物は石臼で粉砕し、糖化させることがあるそうです。
この場合は糖化に長い時間がかかるそうです。

4.麦汁の発酵
3で出来た麦汁を21度ほどに冷却し、発酵槽という容器に移します。
次に、この発酵槽に酵母を加えます。この酵母が3で出来た糖をアルコールと炭酸ガスに分解していきます。

また、発酵の後半になってくると酵母の働きが弱くなっていき、発酵液には酵母が発酵できなかった糖が残ります。
そこで「乳酸菌」が活発になります。乳酸菌は糖を分解して乳酸などの酸をつくります。
乳酸菌が酸をつくるほど酸っぱくなります。

ところで「発酵」という言葉には

1.生物が栄養素として取り込んだ有機物を嫌気的に(=酸素を使わずに)代謝してエネルギーを得る過程。

2.微生物が発酵食品など人間に有益な有機物を生成する過程全般を指し、有益でないものを生成する過程である腐敗とは区別される。

という意味があるそうです。
さらに、その副産物として生成される有機物によって、アルコール発酵、乳酸発酵などに分類されるそうです。

この工程で行われるアルコール発酵や乳酸発酵という反応は、嫌気的反応(酸素を必要としない反応)であるそうです。

5.蒸留、原酒の精製
蒸留とは、混合物を一度蒸発させ、後で再び凝縮させることで、沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作をいうそうです。

一般的なアイリッシュウイスキーの製造では単式蒸留という蒸留法が使われるそうです。
単式蒸留では「ポットスティル」と呼ばれる蒸留器を使うそうです。
単式蒸留とは、蒸溜原液を入れて加熱蒸発させる「釜」と、蒸気を凝縮させる「冷却機」およびこのふたつをつなぐ「ラインアーム」の三つの部分から成る蒸溜器で行う最も単純な蒸留方法なのだそうです。

アイリッシュウイスキー製造では巨大なポットスティルを使い、さらに3回蒸留が行われるそうです。
アイリッシュウイスキーの3回蒸留の手順は以下のようになります。

1.ウォッシュスティル:発酵した麦汁を全部蒸留し、得られた蒸留液を取り出します。ここで得られた蒸留液はローワインと呼ばれるそうです。

2.フェインツスティル(ローワインスティール):1回目の蒸留で得られたローワインをアルコール度数の高いストロングフェインツと度数の低いウィークフェインツに分離し、ストロングフェインツを3回目の蒸留にかけます。ウィークフェインツは次回の蒸留でローワインと混ぜられて再び蒸留されます。

3.スピリッツスティル:ストロングフェインツを蒸留し、最初と最後に出た蒸留酒(ヘッドとテイル)を除き、熟成に適した中留液を取り出します。この中留液が原酒として使用されます。ヘッドとテイルは次回の蒸留でストロングフェインツと混ぜられて再び蒸留されるそうです。

このように3回蒸留する理由については、ライ麦などの穀物の香りを飛ばすため、ということがあるそうです。

6.原酒の樽詰め、熟成
5で取り出した原酒に水をいれ、オーク(ブナ科コナラ属の植物の総称)材で作られた樽に入れます。
こうして通常は5年から8年の間熟成させるそうです。

アイリッシュウイスキーの熟成に使用する樽はシェリー、ラム、バーボンの熟成に使われた古樽を使用することが多いそうです。
ちなみに、このような樽選びも重要になってくるそうです。
それは、熟成中に樽の成分がウイスキーに溶け出すことでウイスキーの風味に影響を与えるから、というのがあるそうです。

また、熟成という言葉には

1 成熟して十分なころあいに達すること。

2 魚肉・獣肉などが酵素の作用により分解され、特殊な風味・うまみが出ること。発酵を終えたあとそのままにし、さらに味をならすこともある。

3 物質を適当な温度などの条件のもとに長時間置いて、ゆっくりと化学変化を起こさせること。

といった意味があるそうです。
ウイスキー作りでは、「蒸留液を樽に詰めて数年間寝かせること」が熟成ということと言えそうです。

さらに、熟成している間に、樽に気体が入ったり出たりするそうです。
熟成中の樽の中のウイスキーは水分やアルコールが蒸発していくのですが、これらと一緒に硫黄化合物なども蒸発するそうです。
硫黄化合物が蒸発していくと、簡単に言うとおいしくなるそうです。
熟成期間が長いとアルコール度数が低くなる傾向にあるそうです。
熟成中は年間2〜3%の量が蒸発していくそうです。
このように、蒸発した気体が樽の外に出るそうです。

また、気体が樽の中に入ってくるとウイスキーが酸化していくそうです。

7.ボトリング
ボトリングとは簡単にいうと、熟成して出来上がったウイスキーを瓶に入れて製品化することをいいます。

また、瓶詰めに際して
・加水
・後熟
・低温濾過
などの作業を行うことがあるそうです。

加水は水を加えることです。
できたウイスキーのアルコール濃度が高く、刺激が強いときに、加水してアルコール度数と味を整えます。

後熟とは、別々の樽で作られたウイスキーを一つの樽で混ぜ合わせて熟成させることだそうです。

低温濾過はお酒を長期間保有していた時などにできる「澱(オリ)」というものが出るのを防ぐために行われるそうです。
このオリというものは、お酒の成分が結晶化したもので、飲んでも食中毒などの問題はないそうですが、口内でざらつきを感じたり、酸味や苦味を感じるそうです。

この一連の工程が、アイリッシュウイスキーの製造の一例になるようです。
単式蒸留器による3回の蒸留や、モルトの乾燥の工程でピートが使用されないことが、多くのアイリッシュウイスキーに共通する特徴だそうです。

・アイリッシュウイスキーの種類[3]
アイリッシュウイスキーは4つの種類に大別されるそうです。

・ピュアポットスティルウイスキー
原料に大麦麦芽と未発酵の大麦、オーツ麦などを使用します。
単純蒸留器で3回蒸留します。
この種はアイリッシュウイスキーだけに見られる種であるそうです。

・モルトウイスキー
原料に大麦麦芽を使用します。
単式蒸留器で2〜3回蒸留します。

・グレーンウイスキー
原料にコラムスティルという蒸留器で蒸留する穀物を使用します。
単式蒸留器とは違った、連続式蒸留器で蒸留します。

・ブレンデッドウイスキー
複数のモルトの原酒とグレーンの原酒を混ぜて作られるウイスキーだそうです。

・アイリッシュウイスキーの風味・香り[3]
アイリッシュウイスキーの風味や香りの特徴についてですが

・蒸留回数が3回と多いために穀物の香りが弱まり、滑らかな味わいに仕上がる。
・モルトの乾燥の工程でピートを使わないため、ピート由来の土煙の臭いががない。

という特徴があるそうです。
例外的にクーリー蒸留所という所で作られる2回蒸留のカネマラという名前のアイリッシュウイスキーは、蒸留回数が2回で、モルト乾燥工程でピートが使われているそうです。

・アイリッシュラテとは[9]
近年カフェでは「アイリッシュラテ」というものが冬の定番メニューとして発売されているそうです。
アイリッシュラテとは、アイルランド発祥といわれる「アイリッシュコーヒー」をモチーフにしており、ふんわりと香る洋酒のフレーバーが特徴的なカフェラテだそうです。
こちらもリプトンのアイリッシュティーラテと同様、お酒が入っていないそうです。

・実食と感想(あくまで個人の感想です)
コップに注いでみます。


飲む前からほのかにウイスキーを思わせる独特な香りがします。
今回はステラおばさんのクッキーの「フルーツケーキクッキー」2枚を用意してみました。
いただきます…


すごい!そこまで強くないですが、ウイスキーっぽい風味があります!
ウイスキー風味はミルクと紅茶にマッチするように配合したという感じで、甘さもちょうどいい感じで、思ったより飲みやすいです。

始めはティーラテの味を崩しすぎていないほのかなウイスキー風味が感じられ、その後に甘さが遅れてやって来て、ウイスキー風味と一体となったような余韻があります。

このウイスキー風味はティーラテを飲んでいるのはわかる強さではあるのですが、ウイスキー風味が刺激的で個人的には500ml一気にゴクゴク飲むのは難しかったです。
もしかしたらウイスキーっぽいこの風味が苦手な方もいらっしゃるかもしれないです。
賛否両論ありそうなリプトンティーだと思いました。

リプトンティーは大概そうかもしれませんが、このアイリッシュティーラテはちびだら飲みに適していそうです。
クッキーが合いました。
おいしかったです(^^)

出展
[1]https://www.morinagamilk.co.jp/products/drink/lipton/5981.html
[2]https://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-3258.html
[3]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アイリッシュ・ウイスキー
[4]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/麦芽
[5]https://ja.m.wikipedia.org/wiki/発酵
[6]https://netnews-street.net/manufacturing/
[7]https://www.stock-lab.com/osake-kaitori/column/507042/
[8]https://www.barrel365.com/irish/
[9]https://www.tullys.co.jp/menu/drink/coffee/ilis_latte.html